

典型的な国連WFPの食料セットの中身は?
米または小麦粉
多くの国の主食であり、 必要不可欠な毎日のエネルギー源です。
植物油
必須の脂肪・ビタミンが豊富で、 健康な免疫システムをサポートします。
レンズ豆または豆類
植物性タンパク質と食物繊維が、心臓と腸の健康維持をサポート。
塩
健康的な妊娠をサポートし、子供の発育を助けます。
食料セットは、可能なかぎり地域の食べ物の好みや食生活に基づいているため、中身が異なることがあります。
国連WFPの支援を受けて、すでに50カ国の政府が国営学校給食プログラムを独自に運営できるようになっており、外部からの支援への依存が軽減しました。また国連WFPはその他の70カ国でも学校給食プログラムをサポートしており、世界中で1億人の子どもたちに支援の手をさしのべています。
概要
シェアされた食事は、世界各地の子どもたちに学校給食を提供するために役立ちます。
世界各地では、毎日何百万人もの子どもたちが空腹のまま学校に通っています。十分な食料が得られない状況は、子どもたちの集中力と学習能力に影響を与えます。また家庭で家族の手助けをしなくてはならないため、学校を休む子どもたちー特に女の子たちーも大勢います。紛争の影響を受けている国では、安定した国に比べて、子供たちが学校に通っていない可能性が2倍ー女の子の場合は2.5倍ー高くなっています。 国連WFPは、学齢期の子どもたち全員が確実に学校給食を受け取れるよう、現地政府を支援しています。国連WFPは過去60年間各国政府と協力し、100カ国以上で学校給食プログラムを立ち上げてきました。学校給食は子どもたちの健康 と栄養状態を向上させるのに役立つだけでなく、親が子どもたちを学校に通わせる動機ともなります。多くの子どもたちにとって、学校給食はその日にとる唯一の食事です。学校給食に投資された1ドルは、9ドルの経済効果をもたらします。