

典型的な国連WFPの食料セットの中身は?
米または小麦粉
多くの国の主食であり、 必要不可欠な毎日のエネルギー源です。
植物油
必須の脂肪・ビタミンが豊富で、 健康な免疫システムをサポートします。
レンズ豆または豆類
植物性タンパク質と食物繊維が、心臓と腸の健康維持をサポート。
塩
健康的な妊娠をサポートし、子供の発育を助けます。
食料セットは、可能なかぎり地域の食べ物の好みや食生活に基づいているため、中身が異なることがあります。
台風6号 (ウィパー)・7号 (フランシスコ)・8号 (コメイ) および南西季節風の影響で、合わせて750万人が被災しました。国連WFPは命を救う支援を提供するため、フィリピン政府を支援しています。
概要
シェアされた食事は、緊急支援・学校給食・栄養支援を提供し、強靭性構築プロジェクトをサポートするのに役立ちます。
フィリピンでは約2,500万人が貧困線以下で生活しており、栄養不良が最大の問題のひとつとなっています。フィリピンの子供たちの4分の1 以上が発育不良であり、適切な成長または発育が阻害されている状態です。世界でも有数の災害多発国であるフィリピンは、頻繁に気候ショックにさらされており、食料安全保障が悪化しています。 国連WFPは現地にて、国内の食料および栄養安全保障を達成すべくフィリピン政府を支援しています。その方法のひとつは電子食料引換券プログラムです。それぞれの電子食料引換券には55米ドル(3,000フィリピンペソ)がチャージされており、家族はこれを使って栄養豊富な食料を指定商店で購入できます。また国連WFPはフィリピンの教育省と協力して国営学校給食プログラムを構築中です。このプログラムでは小規模農家を雇用して、栄養豊富な地元産の食物を子供たちに提供します。さらに国連WFPは気候災害の影響を受けている脆弱なコミュニティをサポートしており、革新的技術を提供して、気候ショックに対する備え・対応を支援しています。
位置
フィリピン